Amazonでたまたま見つけ、思わず気になって買ったコミックエッセイ。
「私もこんな生活を将来してみたい!」
これが率直な感想です。仲良しマダム3人のルームシェアの様子と、その何気ない日常の中ではっと気づく大切なこと、感性がとても素敵でした。
“平凡な毎日”に、コンプレックスを抱いていた時期があります。
何かに熱中している趣味や人に負けない得意なこともない。
彼氏どころか好きな人すらいない。友達も多くない。
ただ、毎日生活しているだけ。
そんな自分に何の価値があるんだろう。自分に自信がなく、自己肯定感が低く、これから先の人生が不安で不安で仕方がない時がありました。
その頃の悩んでいた自分に、この本をプレゼントして気づいてもらいたい。
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3人のルームシェアを見て感じたことは、平凡な日常だろうとちょっとした工夫で素敵な日常は自ら作り出せるということ。
感性は人によってそれぞれだから、ということは、平凡っていうのも自分の感じ方次第だなと思います。
人と比べて、自分にはこれが足りていない・劣っていると卑下してばかりいると、そりゃネガティブにもなるし自己肯定感は低いままです。
自分には何もない、と自己肯定感が低い状態の人に、
「それじゃあなたは何が欲しいの?」「どうなりたいの?」と質問しても、きっと明確な答えは返って来ない気がします。
- たくさんお金を稼いで派手な暮らしがしたいのか?
―いや、別にそこまでは求めてないけど… - ただ彼氏や好きな人ができたらいいのか?
―うーん、多分…。でもよく分からない。 - 人とは違う何かを成し遂げて自分に自信をつけたい?
―そりゃそれができたら良さそうだけど…壮大でイメージできない。
こんな感じでモヤっとしているけれど、“何か”が足りない。自分が満たされていなくて、納得感がなくて、自分自身に迷走している状態なんだと思います。
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日常を平凡でつまらないものとするか、ちょっと素敵に彩るかは自分の気持ち次第。
私はマダムたちのルームシェアを参考に、「ちょっと素敵」と自分の気持ちが上がるような過ごし方を見つけました。
自分が「素敵だな」と思えることを、ちょっとプラスしたり変化を楽しんでやってみるだけでも気分はよくなります。
憧れている人が身近にいれば、その人の真似をしてみたり、本や雑誌を読んで「いいな」と思ったことがあったらそれを自分に取り入れて見るのもいいと思う。
そうやって日常を楽しむ方法を見つけて実践できたら、人と比べて自分を卑下したり、逆に人にマウント取って強がることもありません。
そうなった時、ありのままの自分を好きになれて自己肯定感も高まるのだと思います。
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そして、一人だけでなくみんなで“素敵”をシェアして楽しく過ごすことができるのはもっと良い。
「類は友を呼ぶ」と言いますが、そういう魅力的なオーラを放つ人には同じような人が集まるものだと思うから、大人になればなるほど、意識したいと思いました。
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日常のちょっとした工夫で、毎日は素敵なものにできるし自分自身も雰囲気の良いオーラが出ていくのだと思います。
「マダムが教えてくれたこと」では、一人のマダムが日常で大切にしている素敵な習慣を教えてくれます。
是非こちらもセットで読んでみてください。